2007-01-01から1年間の記事一覧

菊池たけし/F.E.A.R 「黒き星の皇子 セブン=フォートレス リプレイ」 (ファミ通文庫)

40億年後の世界。地球(ファー・ジ・アース)は魔神によって滅ぼされようとしていた。 残された最後の希望──予言書に従い守護天使ソルティレージュは過去に飛ぶ……。 ゲームシステムは「セブン=フォートレス」を使用しているものの中身は「ナイトウィザード」…

この美少女文庫は買いづらくない!

・Something Orange「このライトノベルが買いづらい!」 海燕氏が人のことをIDリンクまで付けてエロ明神呼ばわりしやがるので、美少女文庫の表紙は実はエロくないんだよ! と主張したく思い、当記事を用意してみました。 昔はともかく、イマドキの美少女文庫…

豊島ミホ 「日傘のお兄さん」 (新潮文庫)

幼い頃に毎日遊んでくれたお兄さんが、中学生になった夏実の前に現れた。 再会に喜ぶ夏実だが、お兄さんは”日傘おとこ”としてネットで噂されはじめていて…。 表題作のほか短篇三作を収録。 ”青年と少女の逃避行”ものということで思わず手にとってしまった一…

TRPGなるもの

・好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! ―TRPG についてメモ ・永山さんによる補足 ・永山さんのTRPG略歴 ・ゐんどさん「私的TRPGラノベ相関遍歴」 リッパーさんはもっぱらルールブックやリプレイを読んで楽しむ類のファンでありました。 「ソードワールド…

海堂尊 「夢見る黄金地球儀」 (東京創元社)

桜宮水族館に展示されている一億円の黄金地球儀。 大学時代の友人と数年ぶりに再会した平沼平介は黄金地球儀の強奪作戦を持ちかけられ!? 医療ものを離れた海堂尊も面白かった。 お話の舞台は「チーム・バチスタの栄光」の田口&白鳥シリーズと同じ桜宮市。そ…

壱乗寺かるた 「待ってて、藤森くん! 3 藤森くんは奮闘中」 (富士見ミステリー文庫)

これは藤森くんが中学生の頃のお話。 廃寮の危機に見舞われた男子寮を存続させるため、女子寮を味方につけるべく藤森くんがんばります! 2巻に続いて藤森くんの女装イベントあり。あれが初めてじゃなかったのねw 本作でのいじられっぷりを見てると、このま…

阿智太郎 「陰からマモル! 11 うらしまゆーな」 (MF文庫J)

服部山芽、雲隠ホタル、真双津椿。陰守マモルの側にいて密かに恋心を募らせる彼女たちをメインにすえた短篇が三つ。 各篇のラストで三人それぞれに自分の気持ちの再確認をさせるあたりが凄く良いなあ。 もー、みんな可愛いんだもん。特に「武士道ぱにっく!…

砂糖菓子(ライトノベル)がなくなる前に

FMB

人気作品以外の「品切れ・重版未定」

青橋由高 「あねらぶ 彼女は三姉妹!」 (美少女文庫)

中学生の頃に父が失踪、以来たった一人で生きていかねばならなかった薄幸の少年。風邪に倒れた耕太の前に現れたのは……幼い頃に一緒に暮らした三人の義理の姉。 行方知れずだった可愛い弟分をようやく探し出してみれば、孤独でつらい日々を送っていたと知り、…

深見真 「武林クロスロード 2」 (ガガガ文庫)

《崩天教》と朝廷軍との戦いの最中、かの本拠地に辿り着いたリョウカたち一行は、恐るべき女武侠ジャホウセンと邂逅する! 超人的な力と武芸を身につけた女傑たちがぶつかり合い、絡み合う。性と暴力の中華風ファンタジー。 戦っては犯し、闘っては女人同士…

古龍 「金鵬王朝 陸小鳳伝奇1」 (早稲田出版)

”四本眉の男”として名の通る侠客・陸小鳳(りくしょうおう)。 かつて東方の小国を治めていた金鵬王朝の生き残りであるという一族の依頼を受けることになったのだが…。 金庸とともに武侠小説御三家に数えられる古龍を読んでみよう〜と手を出してみた。 スト…

竹宮ゆゆこ 「とらドラ5!」 (電撃文庫)

文化祭の季節。 クラス担任:独身(30)の乱心やミスコンの代表選抜やらで盛り上がる中、逢坂大河の前には父親が現れて…。 夏休みの一件をへて実乃梨が竜児のことを意識しだしたご様子。 おおー、脈無しじゃなかったのかー。 こりゃあ、いずれ三角関係に踏み…

内藤みか 「卒業 君といつまでも」 (美少女文庫)

卒業を間近に控え、寛志は密かに片想いを続けてきた萌由美に告白しようと決心するのだが…。 家が洋裁店の主人公。卒業パーティーのための衣装を作りにきた同級生の女の子たちと仲良くなって、いい雰囲気になって……という展開を間に挟みつつ、 本命ヒロインと…

菊池たけし/F.E.A.R 「紅き月の巫女 ナイトウィザード リプレイ」 (ファミ通文庫)

世界の命運をかけたウィザードとエミュレーターの戦い。鍵を握るのは六柱の巫女!? 「ナイトウィザード」リプレイ文庫版の一作目。 矢薙さんと小暮さん初参加のキャンペーンということで、最初の頃ちょっと初々しい感じなのが微笑ましい。 500ページを越える…

野村美月 「“文学少女”と穢名の天使」 (ファミ通文庫)

クリスマス間近の街からひとりの少女が姿を消した。 水戸夕歌──ななせの親友の行方を追う心葉たちに待ち受けていたのは…。シリーズ四作目。 ガストン・ルルー「オペラ座の怪人」をモチーフに綴られる今回の物語。 誰が《ファントム》で、誰がラウルなのか!? …

新井輝 「ROOM NO.1301 #9 シーナはヒロイック!」 (富士見ミステリー文庫)

シーナとのライブをきっかけに健一の中の何かが変わり始めていた。 出逢って初めてえっちをしたときから、ずっとはぐらかし続けてきた綾の想いに健一は真剣に向き合うことに…。 実に一年ぶりの長編(間に「しょーとすとーりーず」が一冊刊行されている)。 …