深見真 「武林クロスロード ２」 （ガガガ文庫）

《崩天教》と朝廷軍との戦いの最中、かの本拠地に辿り着いたリョウカたち一行は、恐るべき女武侠ジャホウセンと邂逅する！
　超人的な力と武芸を身につけた女傑たちがぶつかり合い、絡み合う。性と暴力の中華風ファンタジー。
戦っては犯し、闘っては女人同士の性戯にふける。女武侠は強ければ強いほど性欲も凄いのデス、という素敵ロジックのおかげで敵も味方も入り乱れての愛欲三昧。
お、面白いんだけどさ。
……でも、読んでるうちにボクら、大事な何かを少しずつ失っていってる。そんな気がしてならないんだ。
白蛇淫功（女性を淫らにさせる効果をもたらす）や牛練功（母乳が出ます）なるテクニカルタームには超噴いた。
深見真＋武侠ファンタジーの悪魔合体によって生まれた本作。これはもう、新ジャンル：超☆武侠小説と名付けてもいいのではなかろうか。
ちなみに、個人的にお気に入りなキャラはヒュンラたんでーす。母上さんもなかなかおいしいキャラでした。なんとなく十七歳の人が脳内音ｓ（ターン（銃声）


感想：１巻

武林クロスロード 2 (ガガガ文庫 ふ 1-2)