2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

上原りょう 「あねあねハーレム お姉ちゃんはふたご先生」 (美少女文庫)

香織と沙織、環と樹。4人の姉に愛されて、水着と体操着で誘惑エロエロ生活!? 美少女文庫新人賞で編集長特別賞を受賞しデビューと相成った作品は姉ツインズ×2のハーレムもの。 ヒロイン4人制とイラストの印象も相まってか、美少女文庫というよりはまるで二…

島田荘司 「ネジ式ザゼツキー」 (講談社文庫)

御手洗を訪れた記憶障害の男。 彼の書いた奇妙なファンタジー「タンジール蜜柑共和国への帰還」と題された物語に、その男の失われた人生の断片が秘められている!? しまそー読むのはこれにて3つ目。 この前、とあるミステリ仲間と飲んだときに島田荘司は「透…

貴子潤一郎 「煉獄のエスクード ARCHIVES だけど綺麗なものは天国には行けない」 (富士見ファンタジア文庫)

「煉エス」短編集の1冊目。薫の修行時代(レイニーに師事していた頃)の活躍を描いた3編+番外編2つ収録。 表題作もまあまあだけど、お気に入りは「美女と野獣」かな。 もうちょっと作りこんでサスペンス・タッチの長編にしてくれてもいいのに。 作中に漂…

森野一角 「巫女シス お祓いしちゃうぞ!」 (美少女文庫)

疫病神にとり憑かれ不運続きの康晴くん。その災厄を祓うために現れた2人の美少女…。 コメディタッチの展開が毎度楽しい森野氏の最新刊は巫女&シスターもの。 序盤の災厄オンパレードや”骨の折れる”退魔儀式などなどコミカルな部分はちゃんとあるし、 スト…

関谷あさみ 「ガールズシャワー」 (TENMA COMICS)

関谷あさみの初単行本。 「おとなになるまえに」にも収録されていた3人兄妹ものの連作のヒロインが 某”かわいいは正義”なマンガのちいちゃんのように見えてしまって、ちょっと困った。 今作もロリ率高めなものの、ミドルティーン以上のヒロインも何人かいて…

日日日 「ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編」 (徳間デュアル文庫)

人類とロボットが戦争している未来。 密命を帯び、ロボットの学園に潜入した主人公が出会ったのは最強の処刑人(ロボ?)中村奈々子…。 こんなのラブコメじゃないやい! それらしいイベントと台詞がいくらか用意されてはいるものの、ラブコメディを謳うには…

わかつきひかる 「ずっと一緒の、恋姉妹」 (美少女文庫)

教師であり歌人でもあるまどかと同級生のみちる、2人の姉妹とのドキドキ同居生活はやがて…。 やたら短歌を詠みたがるまどか姉のキャラが楽しく、みちるは調教される様がエロい。 冒頭のエロコメ状態からお姉ちゃんとの誘惑エッチあたりまではお気楽な感じで…

日日日「ギロチンマシン中村奈々子」刊行記念サイン会

ちょうど休みだったので、買い物ついでにヒヒヒ先生のサイン会に参加してこようと秋葉原へ。 書泉への道中、ドンキの前で進井さんとバッタリ遭遇(id:su2i:20061021) 奴はAKB48のイベント入場待ちの列の中に居ました。わはは。 美少女文庫の新刊3つ(特典…

高殿円 「エヴァリオットの剣 わが王に告ぐ」 (角川ビーンズ文庫)

騎士団の一員となったキース。結婚問題に揺れるアルフォンスとマウリシオ。 幼き頃よりアルフォンスに嫁ぐことを夢見ていたアンナマリア。 復讐と恋と政治の行く末は…。 「マグダミリア」シリーズ3作目。 あの動乱から2年……にも関わらず、あの2人全然進展…

真慈真雄 「誘惑くのいち学園」 (二次元ドリーム文庫)

妖艶な女教師、明るく元気で天然な従妹、金髪優等生、ロリっ娘くノ一。 4人のくノ一の誘惑に身も心ももうメロメロ…!? 真慈真雄+しなのゆら、「おしかけメイド隊」のタッグ再び。 今回もまんまと絵に釣られたクマー状態で読んじゃいましたが、「明るく、楽…

ロナルド・A・ノックス 「陸橋殺人事件」 (創元推理文庫)

ロンドン郊外の片田舎でゴルフ三昧にふける紳士達が発見した墜落死体。 見上げれば鉄道の走る陸橋。自殺? それとも他殺? 素人探偵の推理と捜査の先に待つ真相は…。 ミステリ者には「ノックスの十戒」でおなじみのノックス先生、実作を読むのは初めて。 フ…

企画構想

「ライトノベル 2006 新人大賞」 1.2006年に刊行された新人デビュー作を対象に投票で最優秀作品を決める。 2.予備投票で候補作(4〜5作品)を選出。 3.本投票。候補作の中から一番だと思う作品を選んでもらい、それを集計する。 4.予備投票は自由…

奈須チルドレンと森チルドレン

http://d.hatena.ne.jp/hakuoh/20061018#p1 http://d.hatena.ne.jp/kirisakineko/20060212#p1 白翁さんの「SHI-NO」レビューで”奈須チルドレン”なる表現が使われていて、 はて「SHI-NO」は奈須きのこと森博嗣のどちらの影響がより顕著なのだろうか?と首をひ…

清水良英 「激突カンフーファイター」 (富士見ファンタジア文庫)

大阪・梅田を舞台に正義のヒーロー・カンフーファイターの大活躍を描いた一品。 先に読んだ「血まみれ学園」と同じく、こちらも「ライトノベル三大奇書」の候補作として上がっていたもの。 ひたすらギャグ、何はなくてもギャグ、とにかくギャグと変態のオン…

「乙女はお姉さまに恋してる」#2

堀江由衣が浅野真澄に胸を揉みしだかれて喘ぎ声をもらしてしまうなんてシチュエーションに悶え転がらないほっちゃんファンが存在しようか。 否! 断じて否!*1 *1:2人がプライベートで一緒に遊んだりする仲だと知っていれば尚更。

青橋由高 「恋妹 〜彼女はふたご!」 (美少女文庫)

お兄ちゃん大好きな双子の姉妹、光莉と明莉。 ちょっと高飛車な美人先輩、渚。 一人の男をめぐっての誘惑ラブバトル開始!? タイトルも表紙も双子なのに、ライバルの渚先輩がそれに匹敵する活躍を見せる一品。 光莉と明莉の”二人一緒じゃ駄目ですか?”ツープ…

野村美月 「”文学少女”と死にたがりの道化」 (ファミ通文庫)

妖怪”文学少女”の遠子先輩のために三題噺を書く心葉くん。 2人のもとへ持ち込まれた恋愛相談はとある手記をめぐる事件を浮かび上がらせ…。 各所での評判の高さに天邪鬼ぶりを発揮してなんとなーく敬遠していたら、 「意外にミステリ」だとオススメされてし…