阿智太郎 「陰からマモル! 11 うらしまゆーな」 (MF文庫J)

服部山芽、雲隠ホタル、真双津椿。陰守マモルの側にいて密かに恋心を募らせる彼女たちをメインにすえた短篇が三つ。
各篇のラストで三人それぞれに自分の気持ちの再確認をさせるあたりが凄く良いなあ。
もー、みんな可愛いんだもん。特に「武士道ぱにっく!」のいつになく乙女心全開な椿っちにワタクシ萌え転がらずにはいられませぬ。ご〜ろごろごろごろ〜。
前の巻の愛理の話と合わせて、ヒロインたちにそれぞれラブコメとしての見せ場を作ってからシリーズを終わらせようという作者の心意気が嬉しい。
最後のは紺若ゆうなの天然ぶりに皆が巻き込まれてさあ大変なお話。しょ、触手っ!?
 完結予定を棚上げしてまで一冊余分に書いてくれた阿智先生には感謝。


感想:1〜5巻6巻7巻8巻9巻10巻