「メイドなります！〜彼女は幼なじみ〜」の続編で、１冊完結が基本の美少女文庫では数少ないシリーズもの２作目。*1 前作のヒロイン２人を脇へ追いやり、今作のメインヒロインはロリっ娘・音々たん。 幼い頃から大好きだったいとこのお兄ちゃん、音々だって…

デビュー作「魔法鍵師カルナの冒険」シリーズを無事完結させた作者の新作はオカルトな病を治療する”魔法医”なお話。 アストラル体における症状が肉体に影響を及ぼすという理屈で下支えされたオカルト医学の設定がなかなかに興味を惹く一品。 特にカルテ１に…

アメリカ人のレイと女子高生の十子。 血のつながらない二人の、頼りなくも確かな家族の絆を描いた連作シリーズ「だからパパには敵わない」他、読み切り５篇を収録した作品集。 「だからパパには敵わない」は遠藤さんの中でも特に好きな作品の１つ。 レイのお…

夏休み中のヴィクトリカと一弥を中心にアブリルや久城瑠璃たちのお話も絡めた連作短編集。 事件らしい事件も起きず、夏の日の下でごろごろ転がるヴィクトリカとそれに日傘をさしてあげる一弥の姿がひたすらに微笑ましいこと。 オカルト好きアブリルの地中海…

鯉ヶ窪学園・探偵部の三馬鹿が活躍したりしなかったりするシリーズ２作目は野球部を舞台にした殺人劇。 すっとぼけた主要キャラクタたちが繰り広げるバカバカしいノリとミステリとしての妙味を兼ね備えた、へらへら読めてトリックにうきゅーんという、いつも…

楽 000 000 000 0 ヤ 300 021 00x 6 勝：ガトームソン 負：愛敬 HR：ラロッカ13号、ラミレス8号 今シーズン観戦２回目。 楽天のノムさんとうちの古田閣下の師弟監督対決（神宮ラウンド）ってことで観に行ったらば、なんとなんと、先発のガトームソンがノーヒ…

ボクシングをやってるボーイッシュ系、不思議少女、世話焼きツンデレ、３人の妹（義理）ヒロインのジュブナイルポルノ。 前作「お仕えします！」同様にコメディ成分多め。 妹たちとのドタバタラブっぷりもなかなか楽しいんだけど、特に笑えるのが主人公・海…

ソ 003 000 100 003 7 ヤ 000 002 101 000 4 勝：佐藤 負：吉川 HR：ズレータ11号 今年初観戦。仕事終わってから球場にかけつけたら、大学野球がおしたのか試合開始が18:50になってた上に序盤からロングゲームを予感させる展開。 ２四球の後にズレータに１発…

美少女文庫新人賞からデビューした新鋭３人衆*1のうちの一人、みかづき女史の２作目は、憧れの義姉が会社の上司になっちゃって!? なお話。 いやあ、これは素晴らしくラブい作品ですね。 無防備でぽやーんとしていて弟に甘えたがりで”でも主導権はお姉ちゃん…

人と魔物の統一帝国を舞台に繰り広げられる謀略と秘めたる愛の物語。シリーズ２作目。 １作目のような凝縮された怒涛の展開や熱いドラマはややなりを潜めてしまったものの、 表向き皇帝に従いつつも牙を磨ぎ続ける謀臣連中を含め、いろいろな思惑を秘めたキ…

「のべるのぶろぐ」で以前こんな話題が出たんだけど、書店でこんな新刊を見かけました。はじらい吸血鬼(ヴァンパイア) (双葉文庫)作者: 睦月影郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/05メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るお、…

超能力少女に巫女に変身ヒーロー、果てはロボット乗りから妖怪まで、その身に特殊な属性を背負った問題児ばかりが集められた１年乙組で巻き起こる事件を描いた学園ミステリー。 各所で「ネギま！」形式だと言われている本作だけど、「ネギま！」未読なリッパ…

河里氏の２作目にして、初のオリジナル作品。 新体操のかつての中学生チャンピオンである義理の妹と彼女をライバル視し押しかけてきたツインテール年下少女の三角関係ジュブナイルポルノ。 恋とエッチをきっかけに、立ち直ったりそれまでの自分の殻を打ち破…

平行世界のもう１人の入れ替わり、メイド頭の千尋（⇔千広）が今回の主役。 千尋と千広、入れ替わってから３年を過ごし、元いた世界への想いと今の生活における彼女と彼を取り巻く人たちの情との間に揺れる心…。 神社に奉納された算額と和算家の謎もなかなか…

「51. 早紀の場合」で何故か涙ぐんでしまうわたし。 早紀ちゃんにそこまで言わせるなんて、ああもう、なんてなんて素晴らしい。 そして、桃さんの門出には祝福を…。

服飾を趣味とする主人公が幼なじみや妹のウエイトレス服をデザインしたりラブラブしたりするジュブナイルポルノ。 やたら細かい衣装描写や服飾薀蓄が物珍しく読めるのと、主人公とヒロインたちのやり取りがやけにこっ恥ずかしいのが印象的な一品。 ハーレム…

志乃の通う小学校で噂される怪談「惨殺アリス」。少女の見る悪夢。不審者騒ぎ。過去の殺人事件…。 あとがきの作者の言葉を借りれば「ミステリ度数がちょいと高め」なシリーズ２作目。 ミステリ慣れしている読み手ならば、不審者騒ぎが解明した段階で事件の真…