2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「学ばない探偵たちの学園」 東川篤哉 (実業之日本社ジョイノベルス)

本格としては烏賊川市シリーズと同じく密室(状況)ものな学園ミステリ。新シリーズ1作目。 このシリーズも頭のネジがゆるそうなキャラが大挙登場してきて、へらへら笑いながら読めて大変楽しかったんだけど、 死への畏怖とかいった真剣さは皆無なので、リ…

DVD「ヴェンジェンス 2003」WWE

DVD買ったのいつだろ?(汗) 初っ端のUS王座戦・エディvsベノワと タッグ王座戦ハース&ベンジャミンvsミステリオ&キッドマンがよい感じ。 メインのWWE王座戦はトリプルスレッドなのね。2002年ヴェンジェンスの王座戦もテイカー(王者)vsロックvsカートだ…

「悪魔のミカタ11 It/ザ・ワン」 うえお久光 (電撃文庫)

街が吸血鬼に襲われた。吸血鬼”ザ・ワン”の圧倒的なチカラの前に人間たちはあまりにも無力。 父と妹を守るために闘い始める小学五年生の少年の頼りは、かつて周囲に闘いを挑みそれに打ち勝った堂島コウについてのレポートのみ。 堂島コウがどう考えどう動き…

「バルーン・タウンの殺人」 松尾由美 (創元推理文庫)

結構面白かった。クロスレビューになんて書こうかなあ。

テーマ変更

昨晩いろいろ試したあげく、Snowyに落ちつきました。 ちなみに前の乙女ちっくなデザインはPastelpink。さらにその前は”設定なし”でシンプルさを追求しておりました。 っていうか、はてな始めて2ヶ月くらいテーマ変更でデザインがかえられるのに気づかなくて…

感想いろいろ

「マリみて」…令さまの美少年ぶりがえろい。 「十兵衛2」…スペード眼帯、クラブ眼帯、ゴージャス眼帯でジャッカー剣げ(略) 「R.O.D」…初めて見た。良い回なのかそうじゃないのかよくわからない。 「がんすり」…久しぶりに見たらやっぱり鬱に。 「カレイド…

お買い物

「殺意は砂糖の右側に」 柄刀一 (祥伝社文庫) 「黒と白のデュエット」 岡村流生 (富士見ミステリー文庫) 「さよならトロイメライ」 壱乗寺かるた (富士見ミステリー文庫) 富士ミスの2冊はヤングミステリー大賞作品。柄刀たんの「龍之介」は文庫なら読…

一方通行

進井さんからわたし宛てにメールが送信されてたらしいのだけど、相変わらずサーバのチェッカーにひっかかって、わたくしの手元に届いておりません。 こちらからのメールは進井さんに届くのに、進井さんからのメールはわたしに届かないのです。片想いってせつ…

「闇に歌えば」 瀬川貴次 (スーパーファンタジー文庫)

瀬川貴次デビュー作。奥付見たら1991年発行で、13年前ですかうぬー。最初は表紙買いだったんだよなあ。 第6作目の「死人還り」が出たあたりで全巻読み返した記憶があるので、およそ10年ぶりくらいの再読です。 最初の誠ちゃんが内向的でちょっととがったり…

日記

粉雪が舞ってます。

「帝国の娘(後編)」 須賀しのぶ (コバルト文庫)

大河ファンタジーの序章として文句のない出来。 ドミトリアスとイレシオンの関係とか、カリエに対してのエディアルドの行動とか、後半の盛り上がりがもう半端じゃない。 某氏の「『帝国の娘』を読み終えてすぐ『砂の覇王』を買いに本屋に走った」という言も…

「Dクラッカーズ 接触 -touch-」 あざの耕平 (富士見ミステリー文庫)

富士ミスで巷の評価が最も高いシリーズ「Dクラッカーズ」の第1作目。ジャンキーでアクションというのにいまいち興味を持てずにスルーしてたんだけど、 最近なんだか富士ミスへの愛情が高まってきてしまって、富士ミスの看板作品なんだし読むかーという気に…

「『北斗星』0文字の殺人」 矢島誠 (講談社ノベルス)

久我せんせに「ぜひ読んでください」と押しつけられた本。 奥田哲也を紹介してくださったのは結果的には大感謝なのですが、 久我せんせが貸してくれる本は『赤い柩』『エンド・クレジット』『鳥肌』と基本的にろくでもないミステリばかりで、今回もその例に…

「騙し絵の檻」 ジル・マゴーン (創元推理文庫)

16年前に幼なじみと私立探偵を殺害したとして刑務所に入れられた男が、復讐を誓い、出所後に真犯人を探しはじめる。 うひょー、面白れー。これは良いミステリですよ。 多くはないキャラクタに緊張感のある会話、シンプルで無駄のない構成、巧みなプロット。 …

お買い物

「学ばない探偵たちの学園」 東川篤哉 (実業之日本社ジョイノベルス) 「悪魔のミカタ11 It/ザ・ワン」 うえお久光 (電撃文庫) 「Dクラッカーズ 接触 -touch-」 あざの耕平 (富士見ミステリー文庫)

「大唐風雲記 洛陽の少女」 田村登正 (電撃文庫)

古の中国を舞台にした歴史ファンタジー小説。2002年の電撃大賞<金賞>受賞作。 うわー、作家萌えしそう(笑) うちの父上と同じくらいの歳のおっちゃんが、こういう稚気にあふれた小説を書いてるのかと思うと、 なんだかすごく応援したくなってしまうじゃな…

「石の中の蜘蛛」 浅暮三文 (集英社)

超感覚シリーズ<聴覚編>。昨年の推理作家協会賞受賞作品。 うーん、作品がもつ迫力やサスペンスな面白さは『カニスの血を嗣ぐ』の方が上かなあ。 嗅覚なら”犬”という実際に超感覚をもった身近な動物がいるのでそれなりにイメージ出来るのだけれど、 聴覚だ…

「悪魔のミカタ10 It/スタンドバイ」 うえお久光 (電撃文庫)

シリーズ主人公の堂島コウだけじゃなく、出てくるキャラクタ皆が1歩1歩進んでいる (成長しているというのとはちょっと違う)のが大変よろしい。 「グレイテストオリオン」まではそういう役割のキャラが真嶋綾だけで、 わたくし的にはもう真嶋綾だけいれば…

日記

今日はニシ・アズマ先生(違)と遊んでおりました。 辛いカレーが食べられると評判らしい神保町の「エチオピア」というカレー屋でカレーを食べたり、パセラで歌ってきました。 「深爪ファイター 〜キャンディ伊藤のテーマ〜」が非常に楽しい。 それと、1月…

「煌の輪舞曲 道士リジィオ3」 冴木忍 (富士見ファンタジア文庫)

生前に道士であった幽霊のアルーンが登場し、リジィオ一行はますます賑やかに。 表題作の「煌の輪舞曲」がベストかなあ。「呪文の行方」の脳天気さも面白い。 これにて道士リジィオ3作の再読終了。さて、次は初読みの4作目なり。