2004-01-17 「帝国の娘(後編)」 須賀しのぶ (コバルト文庫) book 大河ファンタジーの序章として文句のない出来。 ドミトリアスとイレシオンの関係とか、カリエに対してのエディアルドの行動とか、後半の盛り上がりがもう半端じゃない。 某氏の「『帝国の娘』を読み終えてすぐ『砂の覇王』を買いに本屋に走った」という言もなるほどと頷けるってもんさね。 『アルスラーン戦記』を女の子向けにしたような、と評していいくらいの面白さ。まいりました。