2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

岩田洋季 「月の盾」 (電撃文庫)

神に愛されたかのような絵画の才能と暗く悲しい業を背負わされた少女、国崎桜花のヒカリと闇との物語。 キャラ萌えやラブコメといった手法に頼らずに、一人の少女の数奇な運命を真っ向から描ききった、いわば”ライトノベル文学”な一品。 彼ら彼女らを襲う厳…

今日のCafe Doll

秋葉原の「Cafe Doll」東京店にお帰りしてみた。こっちにお帰りするのは初めて。 メニューに「桃のシャルロット」があれば注文するのは米澤穂信ファンの必定。 ”シャルロットだけはぼくのもの”でありますよー。 …実はどんなスイーツなのか知らなかったので、…

大迫純一 「神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック」 (GA文庫)

シェアードワールド「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズの通称”黒ポリ”を読了。 作者の名前に一瞬「最終エージェント☆チカル」の悪夢が脳裏をよぎったのは内緒w 希代の神曲楽士が殺され、その真犯人と事件を追う刑事たちの視点が交互に描かれていく。 精霊と…

涼宮ハルヒの憂鬱

「ライブアライブ」での鶴屋さんに一瞬 5年後のあいちゃん*1の幻影を見た リッパーさんはきっとおジャ魔女脳。 …ほ、ほら、長門ちゃんも魔女見習いの恰好してたしね(違)。 *1:妹尾あいこ

「メイド刑事」

http://d.hatena.ne.jp/tuckf/20060628/maiddeka 深川さんの「メイド刑事」感想。 ライトノベル系の方必見。 どうせなら富士ミスもGA文庫に対抗して「ぼくのご主人様!?刑事」とか「和算メイドさん刑事」とか出してくれやがりませんかね。 もしくは秋口ぎぐる…

岩久勝昭 「うれしの荘片恋ものがたり ひとつ、桜の下」 (富士見ミステリー文庫)

桜の下で出会った女の子に僕は恋をした…。古い学寮を舞台にしたお話。 タイトルやイラストの雰囲気からベタ甘のラブ話なのかと思いきや、意外や意外、 日々の中に紛れ込むちょっとした不思議とその謎解きを積み重ね、最後にヒロインの抱えてる苦悩にケリをつ…

見切れてる

富士ミスといえば表紙カバーの表と裏が一枚絵になっているのが特徴なのだけど、今日読んだ「すてるがかち」の裏、書籍コード等を記載する白欄にひっかかって眼鏡っ娘がおもいっきり見切れてました。 これはデザイン的にアウトなのかぎりぎりセーフなのか、な…

水城正太郎 「たましいの反抗記 すてるがかち」(富士見ミステリー文庫)

1つの島がまるまる巨大な学園になっているというどこかで聞いたような舞台設定で、 生徒の心を支配してしまう力を持つ校章をめぐっての争いが勃発! そんなものは捨てなきゃ駄目だよっとちびっこ(女子中学生)が旅に出るという、それなんて指輪物語?なお…

青橋由高 「キスキス 彼女は妹ウエイトレス!」 (美少女文庫)

青橋氏の”彼女”シリーズ最新刊。 喫茶店と中華料理屋、それぞれの看板娘として働く2人の妹(義理)に迫られる兄の話。 清楚なふりして淫乱の気ありな巨乳妹のアプローチに始まり、中盤からはツンデレ妹の逆襲という展開。 そのせいかチャイナの方はどうもツ…

初体験project読本

富士ミスの新作特集の小冊子を貰ってきました。 6〜7月新刊の紹介記事+書き下ろし掌編という内容で、今月刊行分をすでに読んでる人も一見の価値あり。 「セカイのスキマ」にはちょっとニヤニヤさせられちまっただよ。 これから読む予定の「すてるがかち」…

Fujimi Mystery Collection

FMB

富士見ミステリー文庫に封入されているしおり。 今年3月に一新、トレーディングカード型のものになり「Fujimi Mystery Collection」と銘打ってナンバリングされているわけですが、 これって何種類あるんじゃろう…とか、富士ミス好きとしては全部集めたいな…

あおぞら鈴音 「バンドしようよ♪ 幼なじみボーカリスト」 (美少女文庫)

美少女文庫新人賞を受賞した作者の2作目はバンド部活で年下幼なじみヒロインなお話。 明らかに若書きでまだまだ発展途上の文章と構成力。 キャラクタの作り込みも甘いし、”女子高生作家”が書いたものじゃなければ微妙じゃのう…というのが正直なところ。 な…

スワローズvsゴールデンイーグルス (神宮球場)

楽 201 000 001 4 ヤ 000 000 200 2 勝:山村 負:ゴンザレス HR:フェルナンデス18号、ラロッカ15号 今シーズン観戦4回目。 交流戦首位を取るための大事な一戦だったんだけど、ここで調子を上げてきた楽天と当たったのは運がなかった…のかも。 初回に軽く…

今日のCafe Doll

ご主人様に呼ばれたあずまさんと別れ、通天閣のすぐ側にある銭湯で汗を流してから「Cafe Doll」へ。3回め。 前回お帰りしたときに給仕をしてくれた”もも”嬢がまたいた。 可愛らしいメイドさんを眺めたりしつつ、お茶と読書を楽しむ*1優雅なひとときを過ごす…

今日のホワイトローズ

鶴橋にあるメイドカフェ「ホワイトローズ」へ。 常連のお客(同行のあずまさん含む)とメイドさんが気軽に雑談しているざっくばらんな雰囲気がいい感じ。 ある意味メイドカフェ愛好家の憩いの場みたいになっているんだろうか。 いろんな裏話や馬鹿話が聴けて…

今日のマジックスパイス

白翁さん家を出て、一路大阪へ。 昼頃にあずまさんと合流し、まずは腹ごしらえに「マジックスパイス難波店」でカレー。 どれだけ辛いものが出てくるんだろうと恐れおののきつつ「覚醒」を注文*1したんだけど、これが美味しかった! そもそもスープカレーなる…

河里一伸 「かてきよ! 家庭教師とハーレムレッスン?」 (美少女文庫)

実はアラブの小国の王族の血をひいていたという主人公。 勉強苦手な彼のため、2人の女の子がおしかけ家庭教師としてやってきてっ!? 河里作品では「いもうと新体操」以来のヒロイン2人体制。 清楚でおとなしめな年上眼鏡っ娘・コトナさんにツンデレでロリ巨…

白翁さん家で一晩中

皆でアニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」を鑑賞したり、白翁さんの本棚あさってみたり、現代学園異能とは何ぞや?について語りあってみたり。

オフ会

講演会とサイン会終了後、わたくしリッパー、白翁さん、極楽トンボさん、 安眠練炭さん(id:trivial)、石野休日さん(id:p17n)、平和さん(id:kim-peace)、ぎをらむさん(id:giolum)、TKOさんの計8名でオフ会。 「狼と香辛料」と谷川流の話題が中心でし…

さよなら米澤穂信

角川スニーカー文庫の片隅*1でひっそりとデビューした頃から見守り続けてきた穂信たんが初めて講演会をするのだと聞きつければ、そりゃ京都にだって駆けつけちゃうさー。 …ということで、同志社大学で開催された米澤穂信先生の講演会に行ってきました。 去年…