手術(網膜剥離)

右眼を手術するのは3回目。
白内障、眼内レンズ偏位の再手術ときて今回は網膜剥離ということで、今までで一番キツイ手術でした。
一番最初の麻酔注射からしてもう凄い。
目の下に針を刺して、眼の奥の方、なにやら頭の中にまで薬を注入されているような感覚。
痛いというのを通り越してこれだけで気力が根こそぎ奪われていくような気分に。
しかもその麻酔がいまいち効かなかったらしく、手術が始まると痛い痛い。
おかげでさらに瞼の上に2回注射をもらう羽目になった。

眼の手術というのは局部麻酔でやるので患者の意識ははっきりしている。
ストレッチャーに動かないように拘束され、眼を無理矢理開かれて固定され、眼をいろいろいじられるのである。
麻酔で痛みはなくなってるとはいっても眼をいじられている感覚というのはわかるし、
否応なく医師の手や器具の影は視界にはいってくるし、手術中の相談や指示なんかも聞こえてくるわけでそれが不安をあおる。
それが1時間あまり続くわけで、めちゃめちゃしんどいです。
まあ、わたしはもう通算4度目なこともあって、わりと慣れてしまった感はあるんだけど、
それでもやっぱりもう2度と眼の手術なんか受けたくないなあ。
それにしても今回は初めて受けた手術なみに肉体的にきつかった。