沖田栄次 「クイーンズブレイド ソード・オブ・ユニコーン」 (HJ文庫)

女王を決める闘技大会《クイーンズブレイド》に挑まんとする”流浪の戦士”レイナ。
酒場で偶然出会ったフィオを守ることになったのだが…。
対戦型ビジュアルブックの小説化。なんでもHJ文庫の今後を占うらしい”お色気ファンタジー”なる噂を聞きつけて読んでみた。
うぬぬぬ、表紙からしてこの露出! 堅そうな手甲と外装面積の少ないちちしりふとももの組み合わせが80〜90年代前半のRPGな味わいをかもし出してをるではないか。
沐浴やら下着姿やら縦笛などのセクシー挿絵も充実してゐて、そのへんの期待は裏切らぬ出来栄え。対決ものとしてもそれなりに面白く読める。
武者巫女トモエに”冥土へ誘うもの”アイリ*1とキャラクタの味付けがやたらに濃いのも目を惹く。
本編に登場したのは上記2名にレイナと”歴戦の傭兵”エキドナ*2を加えて、わずかに4人。
他にどんなキャラがいるのか気になって思わず公式ページを見にいっちゃったよ。
続編にはこの中の誰かが出てくるのかしらね。原作ブックの方にもちょっと興味がわいてきました(釣られ気味。

クイーンズブレイド ソード・オブ・ユニコーン (HJ文庫)

クイーンズブレイド ソード・オブ・ユニコーン (HJ文庫)

*1:正体は幽鬼の類で格好はメイド。冥土とメイドのダブルミーニング

*2:エキドナさん、フィギュアがとってもエロ素敵。