山口昇一 「にぶんのいち」 (二次元ドリームノベルズ)
優等生な双子の妹に苛められ、みじめな日々を過ごす駄目少年。
妹を見返すために、ある特別なカリキュラムを受けるが…。
ヤマグチノボルがかつて別名義で書いていたジュブナイルポルノ。発行は2000年。
裏表紙のあらすじに 美少女わんさか、エッチもわんさかのアダルトラブコメディー なんて書いてあるものだから思いきり油断してたー。
気弱だった男子主人公がSとして目覚め、ヒロインを次々と手篭にしていくという鬼畜系な展開で、軽い文体とは裏腹に全体の雰囲気はほんのり暗め。
脳天気な展開と嗜虐エッチがいりまじった不思議なバランスの一品でありました。
しまいには輪姦シーンまであるし、間違ってもラブコメって感じはしない。
血をわけた兄妹の確執が引き起こすどんよりとしたラストはわりと嫌いじゃないかも。
ヤマグチさん、美少女ゲームのシナリオとかやってた時代はこういうの書いたりもしてたのね。
感想リンク:
エンジェリック冥夜ーさん
- 作者: 山口昇一
- 出版社/メーカー: マイクロデザイン出版局
- 発売日: 2000/11/01
- メディア: 新書
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他作品感想:
「シスタースプリング」、
「いもうとレッスン」