「少女海賊ユーリ 天使のいのり」 みおちづる (フォア文庫 童心社)

予言にみちびかれたユーラスティア号が向かった先はオーデニア軍に攻撃を受けている最中のハート諸島。
その島には、かつてユーリが救った少年・セディがガラス職人の弟子として暮らしていた…。

シリーズ4作目。
幼い頃に故郷を滅ばされたセディのオーデニア軍に対する”にくしみの心”。
同じ過去をもつノエルの涙。黒マントの野望と彼の心…。
んー、今回も面白いっ。
「光の魔術師」と異名をとるガラス細工の匠・ゲルトがクライマックスで放つ言葉は胸にじーんとくるものがありましたよ。
そうか、それでタイトルが”天使のいのり”なのか…。
レニーがノエルの動向にやきもきしてるのが微笑ましい。
あと、新しく海賊仲間になったイルカのアッカ君かわいいなあ。


「少女海賊ユーリ」シリーズ感想

少女海賊ユーリ 天使のいのり (フォア文庫)

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