「くノ一死ににゆく 忍法帖短篇全集4」 山田風太郎 (ちくま文庫)

編集・解説:日下三蔵、解説:末國善己

特に印象に残った短篇いくつかに一言コメント。

「捧げつつ試合」…”おふう”を待ちうける試練に、胸を痛くしながら読んだ。壮絶なラストに溜息。

「逆艪試合」…わ、衆道衆道*1w。登場キャラが曲者揃いで面白い。神子上背鬼のいかれっぷりが最高。

「膜試合」…サイテーなタイトルだなあ、おい。なんて期待していたら、出てくるキャラも皆最低だった。

「つばくろ試合」…対決ものの面白さを堪能。忍法vs剣&武術が熱い。

「摸牌試合」…超バカ。ふき出し笑いながら、ふざけんなーと叫びたくなる一品。

*1:男性の同性愛、美少年愛