「続・垂里冴子のお見合いと推理」 山口雅也 (講談社文庫)

垂里家の長女、読書好きで神秘的な魅力をもつ冴子さんに舞い込む数々の縁談。
しかし、お見合いをするたびになぜか事件や何かが起こってしまうのであった。
それは垂里家に生まれる娘にかけられた呪いなのか!? お見合いミステリ短篇集シリーズ第2弾。

各話毎回何らかの豆知識がおりこまれており、そのへんへーと思いながら読めたでやんす。
第四話の”エレファント・シュー”に関しては、英語がさっぱりわからないわたしには本当にそうなるのかいまいち納得できないのだけど、
めりけんの映画とかでそういう言い回し使われてたりするんですかね?
温泉ネタは素直に感心しちゃいました。2時間サスペンスの湯煙なんちゃら作品群の中にそういうトリックって使われてたりするのかなー。
ベストは「動く七福神」 一番面白かった。後味もわるくないし。
レギュラーメンバーの垂里家の人達は相変わらずで良かったざんす。空姉さんいい味出してるなあ。
ところで、京一君の受験は一体どうなったんだろう。