「砂の覇王5 流血女神伝」 須賀しのぶ (コバルト文庫)

4巻からの怒涛の展開もここで一区切り。いやあ、晩餐会のシーンまで燃えまくりでしたよ。
どうしようかと思うくらい面白いんだもの。
リアルタイムで読んでいて、続きがすぐに読めない状態だったら辛抱たまらんかったでしょうなあ。

そんなわけで、エティカヤ編も後半に突入するご様子。ラクリゼも再登場し、これから本筋に絡んでくるらしい。
今のところ(カリエの視点から見れば)怖いばかりのラクリゼさんですが、何を考えておられるのやら。
しかし、流血女神は…、読者にとってあまり性質の良い神様ではなさそうですね。
あと、バルアンにはカリエはやりたくないぞ、ちくしょうめ。