「マリア様がみてる いとしき歳月(後編)」 今野緒雪 (コバルト文庫)

三薔薇様の卒業式。カットバックで挿入される3人それぞれの出会い。
送辞の場面は結構じーんときちゃいましたが、期待していたほど涙腺を刺激するようなお話じゃあなかった。

実はわたしは卒業話というものにとても弱くて、小説やらアニメやらギャルゲーやらの卒業シーンでまじ泣きしてしまうこと数知れず。
なのだけど、マリみての卒業はわりとカラッとした感じで書かれているためか、なんだか拍子抜けした感は否めず。もっと湿っぽい話の方が好みというか。
もしかしたら、三薔薇様にあまり強い思い入れを抱いてなかったのが敗因なのかも。

しょうがないから、わたしゃ蔦子さんに萌えておきます。カメラちゃんて愛称もかわいくてよいですね。