「大相撲殺人事件」 小森健太朗 (ハルキノベルス)

力士爆殺、頭が無くなった前頭、対戦相手の連続殺人、などなど角界に殺戮の嵐が吹き荒れる大相撲ミステリー。
おバカみすてりキター(゜∀゜)ー。
力士が理不尽にばんばん殺されまくっていて、大相撲にリスペクトをささげているんだかネタにしておもちゃにしてるんだかわからない感じで、とても面白い。
真摯なミステリ者には当然おすすめしないけど、バカミス好きの皆様方は要チェックですよー。

「対戦力士連続殺害事件」のあんまりな真相とか、最終話の脱力具合(黒歴史って、オイ)とか笑い所はたくさんあるんだけど、
第5話の「わが角界は、去年生じた土俵での爆発殺害事件*1以降、*********しました」っていう台詞には爆笑してしまいましたよ。
探偵役のマーク(幕ノ虎)よりも狂言回しである御前山の方が萌えるかも。

*1:第1話