「第三の銃弾」 カーター・ディクスン (ハヤカワ文庫)

アルテを読んで、「さあ、カーを読もう」なんて意気込んだわりに幻のカー作品?なんて言われてるものを買ってきたのは、 単に本の薄さとフォントの大きさが理由で、深い意味はありません。 創元推理文庫やハヤカワ文庫の初出の古い本は字が小さくて読む気が失せてしまうなんて軟弱者はわたしだけですか?
なにせ薄いので余計なものは無し。 目撃者の目前で銃声が2発、しかし被害者は容疑者の持っていた銃で殺されたわけではなかった、 という不可能状況の犯罪に名探偵の推理が炸裂! 探偵小説万歳。 ただ、あまりカーっぽくない作品だったので、次の機会にはいかにもな作品を読もうと思ってはいます。