井上堅二 「バカとテストと召喚獣 5」 (ファミ通文庫)

気ままな一人暮らしを(カロリー不足に耐えながら)謳歌する明久の前に現れた新たなる刺客!?
今回はお勉強のお時間です──なシリーズ6冊目。
 3.5巻で登場がほのめかされた玲さん。
姉か、妹か、はたまたツンデレ弟か!? 気になっていたその正体は……お姉さまでしたか。
生真面目な性格と天然ボケと微妙に過剰な愛情がハイブリッドされたお姉ちゃんパワー。
明久とのやり取りとかすごい楽しかったヨ。読んでてくすくす笑いがとまらないとまらない。
口うるさい姉を苦手に思いながらも、なんだかんだとお互い気を遣いあって、なんとなく通じ合ってる二人の様子にほっこりさせられるラストでありました。
明久はホントいい子だなあ…。こんな弟をもったらバカ可愛がりしたくなるのも仕方ないよね。
しかし、この締め方は玲さんレギュラー化の流れ? もういっそのこと文月学園に教師としてやって来たらいいのにーと妄想するワタクシがそこにいた。
姉騒動のほかにも、勉強会と称して皆でワイワイやってるのがまた面白くて善き哉、善き哉。
工藤愛子はこのままムッツリーニとフラグを立てる方向なのか。個人的にはもっと明久にちょっかい出してほしいんだけどなー。
あと、自分が男の子であることを必死に主張しようとする秀吉が超かわいかったでやんす。ポニテ姫路も破壊力高し。こうなったら美波はギニュー特戦隊入りするしか!w


シリーズ感想:
1巻
2巻
3巻
3.5巻
4巻

バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)