海冬レイジ 「幻想譚グリモアリス I されど魔刃の名のままに」 (富士見ファンタジア文庫)
冥府よりの使者《グリモアリス》の美少女アコニットと協力者・桃原誓護の物語。
シリーズ四作目にして、富士見ミステリー文庫からファンタジア文庫に移行しての新章突入は誓護が記憶をなくしている状態からスタート。
何故こうなったのか? いったい何が起こっているのか?
進行中の案件に何もわかってない状態で放り込まれることになった誓護同様、読み手側にも話の構図がなかなか見えてこず、スリリングな味わいをかもし出してたかなと。
にしても、いきなりの急展開でありますなあ…。
巻き込まれた誓護が《グリモアリス》にすら対抗できる力を手に入れたりとか、このあと本格的な抗争へと話が展開しちゃうんだろうか。
ファンタジアだからBATTLE寄せ?
誓護の覚悟完了もよかったんだけど、今回は何といっても孤立した猛毒の姫に冥府側でただひとり味方する(従者だからと言い訳しながら)ギシギシ君がカッコヨスギー。
格上の敵へ立ち向かう姿勢がとっても胸キュンでありますヨ!
感想:「夜想譚グリモアリス」
1巻、
2巻、
3巻
幻想譚グリモアリスI されど魔刃の名のままに (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 海冬レイジ,松竜
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/05/20
- メディア: 文庫
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