秋田みやび/グループSNE 「目指せ!奇跡の大団円 新ソード・ワールドRPGリプレイ集 3」 (富士見ドラゴンブック)

画家仲間の慰安旅行に護衛として同行したり、植物の種を運んだり、気がつけば《金目の猫》という組織と敵対していた一行。
そんな中、イリーナそっくりの子供があらわれて!?
 ぼんくらシーフにすっかり愛想つかしてるガルガドさんとか、成長して少しは使えるようになったようなならないようなノリス君とか、シリーズ3冊目ともなるとメンバーに愛着がわいてきてますます楽しい。
ファリスの神官戦士で筋力24という設定が邪魔をして(?)お年頃なわりにお色気とは無縁な感じのイリーナにふってわいた隠し子疑惑。皆の当惑ロールプレイが絶妙に面白かった。
そうそう、アルラウネってそんなオイシイ設定の植物モンスターだったっけ。
山本弘が「スチャラカ冒険隊」で提起した”モンスターすべてが悪ではない”をしっかり受け継いでるのね>秋田リプレイ。