みかづき紅月 「乙女新撰組」 （美少女文庫）

京の町を守る少女だらけの武装集団──新撰組。
局長との手合わせで根性を認められ、斎藤肇は入隊することと相成ったが…。
「サムライガール」を完結させた（そういや、パリ編積んでれら）みかづき紅月せんせの新作は、またも日本刀ヒロイン。
美少女で新撰組！ …そんなゲーム（エロ／非エロ）もありましたっけね。
局長・近藤心梨がメインヒロインで副長・土方カレン（きょにゅー）がサブ、それぞれ別の相手がいる”浮気無し”方式は前シリーズと一緒。
ハーレム展開じゃないのはいいとして、……何だよー、沖田ちゃんとのエッチないのかよー。ロリっ娘な一番隊長がツボだったのにッ!!（そこで何故か「修羅の刻」を思い出すワタクシ）
まあ、そんなこんなで概ね楽しく読めたのだけど、ちょっと気になったのは時代背景の曖昧さ。
一見して時代劇っぽい話なのに、地の文でショーツだの○カップだの横文字単語を使うのは、如何なものか。
だって局長なんか胸に”さらし”まいてるんだよ？ ブラジャーすらしてないのにＤカップて！

乙女・新撰組 (美少女文庫)