葵せきな 「生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2」 (富士見ファンタジア文庫)

和気藹々と(ある意味だらだらと)日々を過ごす生徒会に走る激震。
美人教師・真儀瑠紗鳥は言い放った。「この生徒会、今日でお終いだ。解散。」!?
 皆の愛する生徒会長さま(ロリ体型)桜野くりむの一言から始まるトークバラエティ小説。
会長を皆でいじめたり、杉崎がいじられたり、真冬が自滅したり、知弦がSの歓喜に震えたり。解散騒動とか知弦の過去が明かされたりとか…。
ボケとツッコミの妙味が保たれているのに一安心。
1巻の「放送する生徒会」ほどバカ笑いできる回はなかったけど、くすっとくるネタはそこかしこにあって概ね満足。あえていうなら「シリーズ化する生徒会」が本作のベストかなあ。
あと、真冬さんの書いてるというぼーいずらぶ小説「杉崎先輩と中目黒先輩」をスピンオフ短篇にしてドラマガ掲載とかしてくれぬものか……。わりと本気で読みたいのじゃがw


感想:「生徒会の一存」