雨木シュウスケ 「サイレント・トーク 鋼殻のレギオス2」 (富士見ファンタジア文庫)
学園都市ツェルニを襲った汚染獣を撃退したレイフォン。
その強さを目の当たりにし、さらに対抗戦で敗れたことで隊長であるニーナは自身を見失いつつあった…。
一巻では素っ気無いばかりであったフェリさんが実はかなりお茶目な娘さんだったことが判明。
お互いの愛称をつけようとか、出来もしない料理をやってみせようとか、もう微笑ましいったらありゃしない。
んで、フェリや悩める隊長さんの存在感におされがちなのがメイシェン。誰よりも早く(幼なじみのリーリンを除く)フラグを立てられたはずなのに哀れよのう…。
最初はてんでバラバラだった第十七小隊の面子の中にも少しずつ連帯感らしきものが芽生えはじめているのか。
戦いを終えた後のニーナの独白が心にしみる。
鋼殻のレギオス(2) サイレント・トーク (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/05/20
- メディア: 文庫
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