木原浩勝・中山市郎 「新耳袋 現代百物語 第二夜」 (角川文庫)

二冊目ということで少しは耐性がついたかと思いきや、またも寒気はしりまくり鳥肌たちまくりのひとり納涼大会。
す、涼しくなりすぎだ!
 第十八話「見えた人、見えなかった人」あうう、ぼく、地下鉄利用者なんですけど…。
怖さでいうと第四十七話「ふたりぼっち」第六十六話「首吊りの木 その一」が鮮烈。
他に面白味を感じたのは第三十一話「お初天神の幽霊」第三十二話「声が聞きたい」第三十九話「すっちゃ、すっちゃ」あたり。
味わいが瀬川ことび作品と似ているかなと思ったり。

新耳袋―現代百物語〈第2夜〉 (角川文庫)

新耳袋―現代百物語〈第2夜〉 (角川文庫)