木原浩勝・中山市郎 「新耳袋 現代百物語 第一夜」 (角川文庫)

怖い話を読んでみようと手を出してみた……のだが、怪談初心者なせいなのか、
それとも本質的に”怖がり”だったのか、読書中に寒気に襲われること多数。
この暑い中に何度もうぞぞぞぞーっとひとり納涼大会なリッパーさんでありました。
特に背筋を凍らせたのが、第四十話「女だけに見えるもの」、第四十九話「水死した少年」。
ああ、思い出しただけでも寒くなるー。
あとは、怖さを別にすれば、四十四話「釣れますか」が好き。

新耳袋 第一夜 現代百物語 (角川文庫)

新耳袋 第一夜 現代百物語 (角川文庫)