壱乗寺かるた 「待ってて、藤森くん！ ２」 （富士見ミステリー文庫）

《六月の花嫁》なるイベントに協力することになった里見くん。
十年前の約束の人？ 黒河和美との距離は縮まったものの、そのことで吉野とは気持ちがすれ違ってしまい…。
　常盤さんの出番が前回比500％増。期待通りの大ボケっぷりに読んでて心和むことよ。電気ポット対箱入りお嬢様とか大笑いしちまったい。
里見くんに「いいこ、いいこ」したり、リボンつけて遊んだり、ボケボケ先輩さいこう。
もう吉野とか生徒会長とかどうでもいいから、常盤さんと里見くんのデヱトイベントとかやってくれよ。さぞや面白おかしい話になるに違いない。
あ、いや、吉野の直球っぷりは微笑ましいし、和美の秘めた想いもいいんだけどねー。
愛されつつも弄ばれてるという藤倉冬麻に対し、里見くんは普通に皆に可愛がられている感じ。
人徳の差なのか。トーマと比べて邪気なさそうだしね。
あと、里見くんの＊＊姿、ごちそうさまでした。

待ってて、藤森くん!〈2〉 (富士見ミステリー文庫)