電撃文庫ムービーフェスティバル
・オープニング
三作品のキャラが映画館に集うというスペシャルちびキャラアニメ。
”啓太の裸体を目撃して青ざめる吉田さん”なシチュエーションに笑う。啓太こういうのに使い勝手良すぎｗ
・「灼眼のシャナ」
原作未読、TVアニメ版(1期)未見でも問題無く楽しめる出来。絵は綺麗だし、バトルシーンの迫力もあり。
異形に食われトーチとなった西川さんが次第に存在を失っていく様が切なく胸を刺す。
尺の都合かそのあたりの導入部分がダイジェスト展開になってしまっているのが惜しい。
最初は他の人間など歯牙にもかけない様子だったシャナさんがいろいろあって最後には優しい笑顔を見せてくれるのが良いなあ。
あと、シャナさんロリ体型萌エス。「いぬかみっ」女性陣より寧ろ裸体の露出が多かったんじゃなかろうか。
・「キノの旅 病気の国 -For you-」
後味の悪さでいったら原作の中でも屈指であるこのエピソードで劇場版なんてよくやるよ。
中盤までののんびりとしたハートフルムードが一変していく終盤。
わかっていても（わかっているからこそ？）残酷な真実に心震える。
・「いぬかみっ！ THE MOVIE 特命霊的捜査官・仮名史郎っ！」
宴会でいきなり脱ぎ始める女性陣にテラ萌エス。下着姿披露でサービスさーびすぅ。それと全員の喪服姿ってのも新鮮でよござんす。
そして始まる変態狩りの嵐…。スクリーンを所狭しと暴れ回る変態さんたち、ProjectKとの壮絶な対決、象さんもいっぱい、百人の○○に巨大○○…。
《裸王》啓太は後半ずっと素っ裸だし、なんかもうホントにやりたい放題だな！ TVアニメ版をさらにスケールアップさせた超絶馬鹿展開に笑いがとまらかったよ。もう最高
いやー、超楽しかった。
「キノの旅」で突き落としておいて「いぬかみっ！」の笑いで救い上げるという上映構成なんだけど、おかげで「シャナ」の余韻まで吹っ飛んで「いぬかみ」が全部持っていったような印象でしたｗ
それにしても、ここまで”面白さ”のベクトルの違う三作品を並べて上映するってのがユニークというか、そういうのも含めて電撃文庫的だなあと思ったり。
商業的に成功するようなら、またやってもらいたいところ。「田村くん」劇場版待ってるよ！
そうそう、「電撃劇場文庫」*1を余分に２つ買ってあるので、欲しい人は連絡ください。
