わたしのはじめてもらってください…
・メインヒロインが非処女のラノベはほぼ絶無? (いつも感想中)
直接な性愛表現を主題にしたライトノベルであるところのジュブナイルポルノでも非処女のヒロインは非常に少ないです。
男の子の筆おろし要員としての『お姉さんが教えてあげる』キャラが出てくるくらいで、メインヒロインはほぼ未体験だと言っていい。
エッチを中心に描く物語だからこそ尚の事、処女性が重要視されるのか。お姉ちゃんキャラや年上系でも純愛寄りなポジションだと《初めて》ってことが多い(→「ごくあね」、「キャリあね」、「ウエイトレスがいっぱい」)。
一途に想い続けてくれた娘との初体験というシチュエーションが皆好きなんでしょう。
最初はウブだった娘が次第にハードなプレイに興じるようになるその過程を読ませる単独ヒロイン作品(「お姉さんはサンタクロース!」)もありますね。
あと《処女だけど淫乱》なんてギャップが楽しかったりするのかも。
ちなみに、いままで読んできた中で最悪の処女ヒロインといえば「六畳一間メイド付き!」のちひろ先生。
学校の金は横領する、家事は出来ない、エッチな奉仕で生徒を誘惑しようとする、挙句の果ては「フェラチオや手コキは得意だけど処女は守ってきたの」とのたまう遊蕩の処女! …読めば頭を抱えたくなることうけあいの一品です。面白いよ?
- 作者: 橘真児
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 文庫
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