西野かつみ 「かのこん 3 ゆきやまかぞくけいかく」 (MF文庫J)

「うひゃ……あ、あの、ちずるさん? ……ひ!」

 耕太はのけぞった。

「あおあ! こ、これ……なに? おもち? つきたてのおもち? おもちにぼく、はさまれて……むっちりむにむに? うわああああ!」



純情少年とちょっとエッチな妖怪先輩との桃色純愛ストーリー(たぶん)。雪山で温泉で母登場の巻。
凍えた耕太を温めるために素裸で一緒の布団にはいっていたちずると望。
熱くて硬くて大きいのを触ったあげく……何てことしやがるですか、この女狐!w 西野かつみの比喩センスが眩暈がしそうなほど素晴らしいと思うのはワタクシだけでありましょうか。
本筋では一応ちずるを巡る不穏な動きがいろいろ進行中なのだけど、いざ感想を書こうとすると”あまえんぼさん”とか”おっぱいちゅーちゅー”なエロスばかりをあげたくなってしまう罠。”ちち見酒”なる単語には噴いちゃったよ。
ちずる母・玉藻のおおらかな感じとかツッコミ&進行役の雪花さん(雪女で女中頭でセクシーくノ一)とかとか、キャラ作りにも結構唸らされるものあり。


シリーズ感想:
1巻
2巻

かのこん〈3〉ゆきやまかぞくけいかく (MF文庫J)

かのこん〈3〉ゆきやまかぞくけいかく (MF文庫J)