わかつきひかる 「永遠の君へ 隣りの妹」 (美少女文庫)

生まれつき心臓を患っている優衣。
幼なじみのシュンにはつい意地悪な態度をとってしまうけれど、本当は…。
 病弱ヒロインとお隣の幼なじみとのラブラブ調教もの。
ヒロイン視点で綴られる描写がリリカルでこっ恥ずかしい一品。
ただ、その調子で「わたしのことシュンの好きにしていいんだよ、いじめてくださいご主人様」となる純愛Mな展開にはやや首かしげてみたり。
優衣とシュンの関係性の変化、ツンとM、普段の優しさとエッチのときの嗜虐性、そのへんの二面性がこの作品の読みどころなのかなあ。
全体に漂うリリカルな雰囲気とエッチは後ろでとか排泄プレイ等にえらい落差があるような気がするんだけど。んー。
まあ”病弱でツンMヒロイン”にピンと来る人なら読むがいいです。
あ、「半月」好きな人の感想とか聞いてみたいかも。


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成松哲さん
元さん

永遠の君へ 隣りの妹 (美少女文庫)

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