成田良悟 「バッカーノ! 1934 獄中編 Alice In Jails 」 (電撃文庫)

不死者の1人・ヒューイの動向を探るべくアルカトラズへと放り込まれたフィーロ。
そこには殺人狂ラッド・ルッソやなぜかアイザックまでもが居合わせており…。
 ほほう、禁酒法が終焉したのか。
おもいきり話の前半戦で終わってて、今回のクライマックス(になるはず)の対決もなぜか次回に持ち越しになってるので、評価は「娑婆編」まで保留。
話のメインにすえるキャラがいくらか入れ替わってるくらいで、やってることが今までとたいして変わってないのがこのシリーズの良い点でもあり弱点でもあるというか、
結局「1931は傑作だったけど、それ以降は”そこそこ面白い”レベルだよね」で今回も終わっちゃいそうな予感。
不死者とか超人ばかり出てくるせいで、強さのランクとかもうさっぱり興味持てないしな。
あと、ラストでのアイザックたちに「なんでやねん」と思わずツッコミをいれた人ー。はーい。


シリーズ感想:
バッカーノ!
1931 鈍行編
1931 特急編
1932
2001
1933(上)
1933(下)