矢野有花 「初恋セクスアリス」 (富士見ミステリー文庫)

女子高生がアスリート系イケメンと知性派イケメンに言い寄られつつ怪物とかが出て来るお話で、
ヒロインの一人称による少女小説文体と典型的「少女コミック」展開がうへーいな一品。
コバルト系の作家による「マルタ・サギー」シリーズや「ブラインド・エスケープ」、時海結以の「業多姫」「玉響」、今年デビューの新人だと「楓の剣!」とかとか、
これまでの富士ミスにもどちらかというと女子向けな作品ってのはあったのだけど、ここまでティーンズライクなのはさすがに初めて。
最後に主人公の初体験がまっているあたり、もうどうしていいやらわかりません。さすが 富士見”初体験”文庫! とでも言うべきなのか?w 有紗たんが触手に襲われるシーンが二次元ドリームちっくだったのはちょっと面白かったかも。