霧舎巧 講演会レポート
京都の大谷大学で行われた関西ミス連総会のゲスト講演を見てきました。
以下、興味深かった発言まとめ。
- 「作家になる前はLaoxで働いていた」
- 親しい作家さんは? 「鮎川賞パーティーでは黒田研二さんとずっと話しをしている。氷川透さんとはお互いテレビ番組好きで話題が合う。それと、もし霧舎巧が突然の事故で亡くなったりときは、石崎幸二さんに霧舎学園の続きを書いてもらうことになっている」
- 「推理小説しか書けないと思う。他に書きたいものも特にないので」
- 「ミステリ部分もストーリーも”伏線”を強く意識している」
- 名探偵とは? 「ミステリやトリックを成立させるための存在」
- 影響を受けた作品・作家 「一番影響を受けたのは都築道夫、評論も作品も」
- 「読者としては、肯定的に読む」
- 「書く方は、読者がどこまで見抜くかを想定して、そのもう1つ先に真相を置くように」
- 執筆にかかる時間 「『八月』が二ヶ月(今までで最速)、(あかずの扉)研究会なら半年以上」
- 自作で思い入れの強い登場人物は? 「琴葉と母(葉月警視)、M&Dを書きたかった」
- 「絵師さんにキャラクタの外見イメージを指定するときに芸能人をあげることがある。弓絵はMEGUMI。中込さんは美少女だった頃の一色紗絵」
- 「『金田一少年の事件簿』は大学の後輩に勧められて読んだ。”わかるように書かれている”内容・手がかりの置き方に感心」
- 霧舎先生自身もメロンパン好き
- 「霧舎学園の完結前に『短編集』を読んでおいてほしい」
- (あかずの扉)研究会シリーズは短いのは駄目らしい
- (あかずの扉)研究会シリーズは、後動と鳴海が出会った事件を書く予定。でも、その前に霧舎学園を終わらせてから?
- 次回作はミステリー・リーグの「名探偵はどこにいる(仮)」予定
- ジャーロに「三・四・五角館の殺人」が載る。
サイン会では、持ってった「七月&八月(限定版)」にサインしてもらいました。