「大江戸エルフ無頼帳 淫血刀の哭く夜」 羽沢向一 (二次元ドリームノベルズ)

大陸より流れ流れて江戸に辿りついたエルフの剣士・流衣を狙うは闇に生きる吸血鬼。
首筋に突き立てられる毒牙によって、エルフは淫虐の魔道へと墜ちていく…。

作品タイトルにまず一本。
お江戸ものということで、淫猥な単語や描写はすべて和テイストな異色ジュブナイルポルノ
江戸なのにエルフ?というミスマッチぶりもお話の中で一応形になっているし、
敵方の吸血鬼という設定をいかしまくったエロは凄まじいの一言。
ただ、乳首や陰唇に吸血鬼の魔血をそそぎこんで……な展開とか、血や汁を噴出させまくりなあたり、
グロテスクなものが苦手な人にはちょっと厳しいかも。それと、ふたなりエロも多め。
読んでる間は面白かったんだけど、吸血鬼ポルノはもういいや。魔血とか淫血という単語は一生分見尽くした気がするよ。二次元ドリーム本家はやっぱり濃ゆいなあと思ったリッパーさんなのでした。