「ヒ・ミ・ツの処女探偵日記」 しんかいちさとみ (ナポレオン文庫)

上津京平は幼なじみの少女”金田いちる”の部活の夏合宿に偶然居合わせることになった。
ところが、合宿中に少女が襲われ、宿舎にいるただ一人の男子である京平に嫌疑がかかることに…。

「ナポレオン文庫でミステリーで麻耶雄嵩」という触れ込みで回ってきた本のはずなのだけど、
モシカシテ、ワタクシ騙サレテマシタカ?
 発行は97年。当時のナポレオン文庫と今の美少女文庫とでは作品の質が全然違うんだなあ。
そもそもこの作品、Hシーンがことごとく夢オチor妄想になっているのはポルノ作品として如何なものかと思います。
あ、処女探偵だからヒロインはHしちゃいけないのですか。そうですか。
キャラクターもお話もたいして面白いわけではないし、
このジャンルでミステリー要素が加わってるのが物珍しいという以外には特に言うこと無し。
変にミステリ面して語られるエピローグにはちょっとむかついたりもw 正答をきちんと明示しないのも何だかなあ。


感想リンク:
さとるさん
元さん

ヒ・ミ・ツの処女探偵日記―金田一流の事件簿 (ナポレオン文庫)

ヒ・ミ・ツの処女探偵日記―金田一流の事件簿 (ナポレオン文庫)