「マリア様がみてる チェリーブロッサム」 今野緒雪 (コバルト文庫)

新年度開始で物語としては第二部スタートという感じ。雰囲気もちょっと変わりましたね。
絵の方もこれを機に変えたのか?というくらいかわいらしくなっていて、違和感があったりなかったり。

志摩子さんの抱えてた秘密には驚きましたが、それがこんなにあっさり解決させられてしまうのは正直言って物足りねーです。
友人たちのお膳立ても余計なお世話っていうか、マリみてのそういうところってあまり好きではないのであります。
志摩子さんと乃梨子ちゃんのなれ初めは良かったざんす。
祐巳のクラスメートが替わったりしてるところでなぜか頬が緩みまくり。
当然、蔦子さんは祐巳と3年間一緒のクラスに決まってるじゃないですか。ええ。
あと、瞳子さんは初っ端からこれは何ともアレですなあ。読み手によって好き嫌いの振幅が大きそうな感じ。
小悪魔系で毒のあるタイプは嫌いじゃないので、わたし的には別にOK。トラブルメーカーなところに期待。