「マリア様がみてる 1」 長沢智 (マーガレット・コミックス)

蔦子さんの眼鏡が! 眼鏡が違うんじゃよお〜〜〜!(涙
蔦子さん好きなわたくしといたしましては、蔦子さんが縁無しではなくセルフレームな眼鏡をかけているのが不満であります。 祥子さんが平安貴族な髪型をしていておでこキャラになっているのも気になります。 憂いを帯びた表情なんかはえろえろしくていいのですがw。 それと、最初のあたりで、志摩子さんのふわふわ髪を描くのにかなり苦戦しているのーとか。
しかし、キャラデザへの些細な不満を吹き飛ばすくらい、マンガ版「マリみて」とてもよろしい出来栄えになっておりました。 なんといっても、祐巳! 祐巳がかわいらしすぎです。 百面相と称される表情の移り変わりを見てるだけでも飽きないし、時折はいる崩し絵もいいアクセントになってるし、 顔赤くしてるとこなんざアタクシ萌え転がりまくりでございますわよ。 あと、演出も素晴らしいのですよ。特に温室のシーンの感動的なまでの良さといったら、もう…。 この場面を読むためだけでも買う価値あり。
マンガとしての出来栄えは申し分ないし、わたしは大満足でした。 マリみてに興味はあるんだけど原作読むのはかったるいー、なんて人もマンガ版から読んでみるのもいいんじゃないかな。