博多ラーメンと天満宮とリッパーさん消失事件

福岡2日目。進井さんとなづなさんの腕ずもう対決を見物してから(進井さん勝利)古井さんたちと合流。
古井さんが愛用しちょるいうラーメン屋で博多ラーメンを食す。
スープはこってり濃厚トンコツでこれはなかなかよかねと思うちょったけど、博多ラーメンは極細のストレート麺が主流らしくて(古井さん談)、
極細麺のぼそぼそした感じがあまり好いとらんリッパーさんとしては博多ラーメンに心酔とまではいかなかったとばい。
細くても縮れ麺じゃったらまだよかけんど。


そんなわけで京都に帰還する元さんと別れて(年末に東京で会いましょう!)西鉄に乗って大宰府へ。

いやー、実はわたしは福岡に来るのは2度目で、前に来たのはまだ坊主頭だった頃の麗しき少年時代なのであります。
中学校の修学旅行で長崎・大分・福岡をまわったのですよ。あれから14年になりますなあ。じゅ、じゅうよねんですか…、我ながら歳とったなあ。
もう天満宮がどんな風だったのかはさっぱり覚えてなくて、意外にちゃちいところだよなと思った記憶だけはあるのだけど、
今回行ってみても思い出すことはほとんどなかったです。
まあ、昔と違うところは、『暗夜鬼譚』やらを読んだせいで菅原道真は学問の神とかよりも寧ろ日本の大怨霊だという認識になっていて、
神社を見てまわりながら内心ときめいてたりしたことかなあ(笑)

さとるさんが飛び梅伝説を知らなかったのは意外でした。陰陽師ものとか平安ものの小説によく引用されるエピソードなんですけどね。
神社そばの茶屋で梅ヶ枝餅も食べたのだけど、古井さんが言うには梅ははいってないらしいです。なんだ。ちょっとガッカリ。

天満宮近くの日本庭園も観光。息をのむような空間でした。日本家屋とか庭園ってほんと美しいなあと思います。


博多へ戻る途中で急行に乗り換え。ここで皆とはぐれてしまうリッパーさん。
真っ先に電車降りてさっさと乗り換えのホームに行って電車に乗ったら他の皆がなかなか来ない。
別の階段で移動したのか、まだ他のホームにいるのか判断がつかず。発車ベルは鳴る。
ここで降りてしまって、下手にわたし一人が取り残されるかたちになるよりは、このまま乗ってた方がいいだろうと思い、そのまま発車。
車両のはじっこまで皆を探してみるも、案の定誰も乗っていない。
しょうがねえと電話を取り出したところで、はたと気づきました。電話使えないの忘れてたー!
 実はリッパーさんはいまだに事業的に壊滅状態なアステルPHSを愛用しているのですが、
今年の春頃だかのアステル九州の事業撤退にともない、福岡では(というか九州一帯では)アステルの電話はまったく使えなくなってたんですね。
はははー、福岡に到着してからそのことに気づくリッパーさんなのでした。まことに粗忽者であります。

そんなわけで電話もかけられず、心配してるだろうなあとは思いつつも、わざわざ途中下車して公衆電話に走るのもなんだし、そのまま電車に乗ってました。
博多に到着してから公衆電話から連絡したら、乗り換えしそこなってわたしより1本後の電車に乗っていたとのこと。
心配かけて申し訳ありませんでした。携帯電話が使えれば、そんなにたいした問題じゃなかったのだけどねえ。
無事に再会を果たせてよかったです。というリッパーさん消失事件でした。


帰りの飛行機では窓から見える地上の街の灯かりを眺めたり、進井さんとひたすら本の話をしたりしてました。
浦賀は頑張って読んでみようかなあ。新堂は絶対嫌です。


福岡まで同行した、まる缶さん、進井さん、さとるさん、なづなさん、おつかれさまでした。
元さんも強行軍おつかれさま。福岡で出迎えてくれた古井さんと紅蓮魔さんありがとうございました。


次は京都ですな。(えー