真慈真雄 「おしかけメイド隊 2」 (二次元ドリーム文庫)
メイド養成学校の付属寮の管理人になった墨川啓介。姉の十六夜、眼鏡っ娘の葉子、勝気系なさくら、ちびっこメイドの檸檬に次々と誘惑されて!?
真慈真雄+しなのゆら画伯によるメイド隊再び。まさかまさかの続編登場。
メインの4人のうち十六夜が前作から引き続きの登場。それと金髪ロリの檸檬たんの双子の妹として蜜柑たんまでゲスト出演。
相変わらずまともなストーリーなど無いに等しく、あっという間にエッチぃ展開に突入してしまう。しかもそれが困ったことに面白い。
十六夜さんの大胆不敵な禁断の姉弟愛踏み越え、さくらのツンM、そして檸檬たんのちびっこ先生っぷりの愛らしいこと。
そんなキャラクタの魅力を最大限に引き出し、かつラストのアクロバティックな複数人プレイ(なんと6P!)を見事に挿絵化してしまう”しなのゆら”画伯の豪腕には感動すら覚える。美少女でも仕事してくれないかなあ。
感想リンク:
とくめーさん
他作品:
「おしかけメイド隊」、
「誘惑くのいち学園」、
- 作者: 真慈真雄,しなのゆら
- 出版社/メーカー: キルタイムコミュニケーション
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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道尾秀介 「シャドウ」 (東京創元社)
母を亡くした少年とその父。彼らと家族ぐるみで付き合っていた水城家。2つの家族に落ちる影とは…。
ミステリ界・注目の若手作家を初読み。ひとまず昨年の各種ベストで評価の高かった本作品を手にとってみた。
我茂家と水城家、2つの家族の間に漂う不穏な気配。様子のおかしい少女と大人たち。何が待ち受けているのか、いま一体何が進行しているのか、視点人物たちの見たものや考えていることはどこまで信用できるのか。
予断を許さない展開に引き込まれ、ぐいぐい読み進めた先、物語の様相を一変させるラストにほほうと感嘆して読了。
リーダビリティも非常に高く、なるほど確かにミステリ好きならば注目して然るべき作家だと納得した次第。
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/09/30
- メディア: 単行本
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