菊池たけし/F.E.A.R 「ナイトウィザード ロンギヌス」 (エンターブレイン)
鹿島はるみは、ある日突然ウィザード仲間から追われる身となった。
世界を規定し、常識を変革する者──《裁定者》の力を秘めた少女の運命は…。
リプレイ「幼年期の終わり」他、《世界の守護者》アンゼロット率いる精鋭ウィザード部隊《ロンギヌス》や裏界の魔王たちの設定資料を収録した一冊。
魔王級エミュレーターは例外なく美少女/美女な外見であるという世界観は素晴らしいなあと改めて思ったりw
「幼年期の終わり」のGMを務めているのは”かわたな”氏。
きくたけ氏がプレイヤーにまわっているというので、どんなケッタイなPCが出てくるのかと期待したら……仮面の人造人間・ロンギヌスOO(ダブルオー)自爆機能付き!
あははは、グィード・ボルシアといい、ナイトメアといい、こういうイロモノが大手を振って活躍できるのが「ナイトウィザード」の良いところでありますなー(←だいぶ毒されてきた)。
メイド喫茶なイベントもなかなか楽しくて、このへん今後の参考にしてみたいところ。
あと「涼宮ハルヒ」をNWの世界観で再現するなら、ハルヒは自覚無き《裁定者》だよね……等と考えながら読んでおりました。
ナイトウィザード ソースブック ロンギヌス (ログインテーブルトークRPG)
- 作者: 菊池たけし,ファーイーストアミューズメントリサーチ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/03/14
- メディア: 単行本
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「とある魔術の禁書目録」ファンは「秘曲 笑傲江湖」を読め!
・秘曲 笑傲江湖 1 - 海獺の読書感想文対策
此度「秘曲 笑傲江湖」を読み始めたらしい海獺氏が”この小説が好きな人にお勧めする3”に「とある魔術の禁書目録」を挙げていて、思わずニヤリとしてしまう。
うん、そうなのだ。「禁書」と「笑傲江湖」双方を読んだ人ならば二つの面白さの質が非常に近いことを理解していただけるものと思う。
少女を救うために命をかける主人公。格上の敵を相手の立ち回り。息をもつかせぬ急展開。
異能を軽功と剣術に、魔力を内力へと置き換え、熱血バトルをさらに加速させたものが「笑傲江湖」である! といっても決して過言じゃあない。
というわけで、禁書ファンは試しに金庸を読んでみるのもいいんじゃないかな。
ここからさらに「腐女子なラノベオタも『笑傲江湖』を読め!」とぶち上げて田伯光×令狐冲について語りたいところだけど、さすがに自重w
追記:ブックマークの某氏コメント「令×田だと思う。」
えぇぇぇぇぇぇ。ワタクシは二巻で田×令に転びましたが、逆はないなあ。令狐冲×林平之ならアリだけど!
(関連記事)
・ラノベオタは金庸を読め! - Something Orange
・ラノベオタじゃなくても古龍を読め! - 一本足の蛸
秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)
- 作者: 金庸,岡崎由美,小島瑞紀
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/06/01
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