北都凛 「ひまわり 水泳部のキャプテン」 (美少女文庫)
”藍ヶ浜のマーメイド”と称えられる氷川美玲に迫る陵辱の魔の手。彼女を慕う後輩・胡桃とともに…。
美少女文庫の”陵辱系の雄”北都凛はこれが初読み。
互いを心の支えとしながら同時に互いの存在が足枷となって陵辱の罠から逃れられなくなる美玲と胡桃。
狡猾でいやらしい陵辱者のキャラは最後までぶれず。
初めは恐怖に震えていたヒロインが無惨に犯されやがて悦楽の波にのまれていくようになる様がしっかりと描かれている。
ヒロイン同士の百合要素が入っているのも読み応えを高める一因。
官能シーンのほとんどが水着着用なのも属性持ちにはプラスかな。
キャラ描写も展開も陵辱モノとしてぴしっと筋が通っており、作品全体が締まってみえる。なるほど、実力派だ。
感想リンク:
こぼさん
- 作者: 北都凛
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 文庫
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