2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

紅蓮魔さんとごはん

紅蓮魔さんが上京してくるということで、MYSCON前にプレオフしましょうということで食事会。 顔出しだけだった二夜温さん(id:niyaon)の他、 わたし、紅蓮魔さん(id:gurenma)、秋山真琴さん(id:sinden)、マコチーノ高橋さん(id:makochi)、 久我先生、…

「学校を出よう!4 Final Destination」 谷川流 (電撃文庫)

お話の核となるSFネタには感心することしきりで面白かった。 謎を秘めた数花の視点パートの真相がわかった瞬間の感心度合いなんか、 上質のミステリを読んだときのそれに近いものがありますわい。 しかしながら、お話としてどうもバランスがよくない。 特…

「妖怪新紀行」 瀬川ことび (角川ホラー文庫)

この世界には妖怪が隠れ生きていて、一度でも見つけてしまった人は、次々に妖怪を発見できるようになってしまうのだ。 主人公の裕司は深夜のコンビニで妖怪に出くわしてしまったことから、 ウォッチを楽しんだり、ひどい目にあわされかけたり、といっためく…

お買い物

「妖怪新紀行」 瀬川ことび (角川ホラー文庫) 「学校を出よう!4 Final Destination」 谷川流 (電撃文庫) 「マリア様がみてる いとしき歳月(前編)」 今野緒雪 (コバルト文庫) 「マリア様がみてる いとしき歳月(後編)」 今野緒雪 (コバルト文庫)…

「愚者のエンドロール」 米澤穂信 (角川スニーカー文庫)

未完のミステリ映画を見て犯人を推理するというお話。折木奉太郎を主人公とした神山高校古典部シリーズ2作目。 仮説構築と破壊を繰り返す「毒入りチョコレート事件」スタイルのミステリで、 作者があとがきで言及しているように我孫子武丸「探偵映画」のラ…

「氷菓」 米澤穂信 (角川スニーカー文庫)

「さよなら妖精」を読んでいる最中にどうしても前2作を読み返したい気分になったので、続けて再読にはいってみた。 ミステリとしての構図や語り手のキャラクタなど「さよなら妖精」に通じる部分が多い。 かなり地味な作品だったという印象があったのだけど…

「さよなら妖精」 米澤穂信 (東京創元社)

少女との出会いと喪失、それはとてもとても清らかな…。 素晴らしかった。この静謐で清らかな物語の前には、ミステリなんてものはどうでもいい。 マーヤとの出会い。守屋と彼をとりまく友人たち。そして世界。決意。使命。別れ。祈り…。 若い子に読んで欲しい…

「妖怪モバイラーズ カイ@ポー」 田中蘒介&高橋良輔 (集英社スーパーダッシュ文庫)

妖怪譚系ウェブサイトの参加者達が妖怪の仕業と思われる事件の調査に乗り出す。 主役の2人は小学生名探偵にして妖怪メールを受信できるPCを持つカイと眼鏡っ娘のポー。 ジュブナイル・ミステリとしてなら有り。ライトノベルとしてはいまひとつ。 登場キャラ…

「撲殺天使ドクロちゃん3」 おかゆまさき (電撃文庫)

流血女神伝がすきです。 流血天使はもっとすきです。 (以下略) ということで、愛と流血の天使ドクロちゃんのハートフル?ストーリー完結編。 えー、完結しちゃうのおっ!? 1巻を読んだときは、2巻が出るだなんてまったく想像できなくて、 でも続いたか…

MYSCON

参加者一覧が発表されました。 岩手の人(id:makochi)と福岡の人(id:gurenma)が一同に会するというのも凄いなあ。 それにしても、紅蓮魔さんホントに参加するんですね。 たぶんモテモテになってそうなので、わたしと話しする機会があるかどうかはわかりま…

お買い物

「撲殺天使ドクロちゃん3」 おかゆまさき (電撃文庫) 「妖怪モバイラーズ カイ@ポー」 田中蘒介&高橋良輔 (集英社スーパーダッシュ文庫) 近所の本屋に「四季」愛蔵版が入荷していた。…うう、どうしよう。3800円箱入り豪華装丁、豆本応募券付きか…。 …

ボボボーボ・ボーボボ

今回のみどころ。 ボーボボと首領パッチがファイナルフュージョンでボボパッチ(美形、ギャグ無し)に! 追いつめられたところ天の助の脳裏によぎる辛い過去(リストラ) 伝説のボボパッチソード(葱)vs魔剣大根ブレード 田楽マン(金田朋子御大) 愛の劇場…

萌えミステリ往復書簡

秋山さんが蒔いた餌に紅い人がいかに食いつくかが見物です。 わたしだったらあのあたりをつっついてみたいなあというところもあるのですが、どうなることやら。 なんというか、これってある意味2人の真剣勝負ですよね。

「炸裂!リボルバー娘。 ショットガン刑事」 秋口ぎぐる (富士見ミステリー文庫)

「もえたん 萌える探偵小説」用の読書。感想はそちらで。 面白かったので、続編2冊も読む予定。

「ふつうの学校2 ブラジャー盗難事件の巻」 蘇部健一 (講談社青い鳥文庫)

楽しんで読めました。微笑ましくて良い作品ですな。 稲妻先生のはちゃめちゃぶりを描くことに手一杯だった感のある前作と比べて、 主人公のクラスメイト達やその周囲の人達へと視界が広がったような印象。 稲妻先生も表面上の滅茶苦茶さだけではない一面があ…

文教堂書店・新橋店

MYSCONの打ち合わせ終了後、カリスマ書店員で有名らしい本屋さんを覗く。 ミステリ系作品の推薦ポップや手書きの貼り紙がたくさんある面白い店ですた。 「塔の断章」がやたらプッシュされているのが目につく。 あと、電撃文庫の早売りが入っていたらしく、進…

若きウェルテルのように

えんじさん、matsuoさん 進井さん(id:su2i)たちとMYSCONでやる「お薦めライトノベル・ミステリ10作品」という企画の打ち合わせをしてきました。 参加者が少な過ぎると寂しいので、ライトノベルに理解のある方々は見に来てくだされ。 進井さんも物真似の練…

「空のむこう」 遠藤淑子 (白泉社 JETS COMICS)

「狼には気をつけて」4巻(2002/06)以来久しぶりの遠藤淑子せんせの新刊です。 収録作品の初出(雑誌掲載)は前作に収録されていたものよりも以前のもの。 JETS COMICSらしくない装丁になってます。背表紙のワニのロゴマークも無し。 カバー下の部分や巻末…

「ぺとぺとさん」 木村航 (ファミ通文庫)

妖怪と人間が仲良く住んでいる街と学校でのお話。 妖怪でかつ萌えな少女が多数配置してあって、中盤までは日常系のほのぼのゆるゆるな学園ものが楽しめる。 説明不足なところがかなりあるので、流れについていけない人もいるかもしれないが、 この作品はぺと…

「聖霊狩り 死者の恋歌」 瀬川貴次 (コバルト文庫)

柊一が修学旅行で京都へ向かっていた早紀子たちと再会して…という話。 やーん、誠ちゃん相変わらずかわいい。旅館でのお仕事なんざ微笑ましいったらありませんな。 先輩にいじめられたり飛鳥井に邪険にされたりする誠ちゃんもかわいいんだけど、 のびのび幸…

「『神田川』見立て殺人」 鯨統一郎 (小学館・文芸ポストNOVELS)

依頼によりとある事件を捜査中の大川探偵事務所一行の前に颯爽と登場した間暮(マグレ)警部。 彼は持ち前の美声で70年代のヒット歌謡曲を歌い上げ、こう告げるのであった「これは見立て殺人です」と。 ということで、事件の概要→歌→解決と全9話すべてが同…